モリアオガエル

モリアオガエル

境内の池にはたくさんのモリアオガエル生息。池の上の木の枝に毎年たくさんの卵を産み付けます。5月上旬から生み始め、6月下旬ごろまで確認できます。多い時には150個を超える卵塊を見ることができます。早朝には産卵風景が見られるかも。(マムシには気を付けて下さい)

 

 

ヒメハルゼミ

ヒメハルゼミ

当神社は、シイの大木が多くヒメハルゼミが群生しています。「合唱」する習性があり、ある1匹が鳴き始めると周囲のセミが次々と同調、やがて宮山全体から泣き声が聞こえ、同様に次々を鳴き終わります。6月下旬頃から7月下旬頃まで合唱を聞くことができます。ヒメハルゼミは、シイやカシなどからなる照葉樹林に生息する、体長20〜30mmの小さなセミです。写真は抜け殻です。

 

 

元伊勢小唄

元伊勢小唄楽譜

昭和初年につくられ、地域の青年団や処女会、小学校で歌われ、運動会等には踊られていました。作詞は、当時の宮司であった小野常吉氏です。
長く途絶えていましたが、平成7年、地元門前町「内宮」で伝統芸能保存会を組織し、平成23年まで皇大神社の例祭で奉納されてきました。歌詞は10番まであります。

 

下の写真は、元伊勢小唄の歌詞が印刷されている戦前の絵葉書です。

元伊勢小唄 元伊勢小唄

元伊勢小唄 元伊勢小唄

元伊勢小唄 元伊勢小唄 


西国巡礼にみる元伊勢

西国順礼記

江戸時代は、おかげ参りや西国33所巡礼が盛んで、また、当地が参勤交代の通路になったため、歴代の宮津藩主の尊崇を受けるなど、参拝者も広がりをみせました。舞鶴市の糸井文庫には、当時の西国巡礼の旅日記が十数冊所蔵されています。その中でも大阪の旅人が文政3年(1820)に書き残した『西国巡礼略打道中記』は、当時の様子が、彩色の絵入りで詳しく記されています。あとから旅をされる方を意識して書かれており、当時の観光案内書ともいえるものです。(上記画像は、『西国巡礼略打道中記』(舞鶴市所蔵)の一部です。)
江戸時代の元伊勢(西国巡礼略打道中記抜粋)
糸井文庫「西国巡礼略打道中記」


鳥瞰図にみる元伊勢

鳥瞰図とは、大空高く舞い上がった鳥が地上を見下ろしたら、こんなふうに見えるだろうというように書かれた地図です。「大正の広重」とも評された京都生まれの鳥瞰図作家「吉田初三郎」が描いた、左右の端をU字に曲げ大胆なデフォルメを施した独特の絵図は、旅行パンフレットに取り入れられ多数出版されました。下の3点(国際日本文化研究センターのデータベース)はいずれも大正13年の制作です。当時の名所案内もあります。
北丹鉄道沿線名所案内
宮津橋立名所圖繪
新舞鶴圖繪

トップへ戻る